有森正展

銀座一穂堂

終了しました

アーティスト

有森正

流れ・ストリーム
古典技法のテンペラ画でありながら新しい造形力のある有森正の絵画。
西洋の立体を金箔や銀箔で表現し、日本的な群青の青から赤へ色の流れを線・形・光・質で変化させる。スピーカーから名曲が聴こえて来るように絵画の内から奏でる音楽のように見る人の心の奥を振動させる。有森の絵は不思議なベクトルとなって五感に響いてくるのである。

若い頃、ポール・クレーやロスコーに憧れ、社会人になっても画家への夢を捨てきれず、東京芸大に挑戦。芸術について真剣に学び、今もずっと研究し続け、美しい絵をアメリカ、ヨーロッパで発表。その実力は国内外で認められている。今回のテーマ“流れ”の新作大小30点がレンガ造りのギャラリーに並びます。その絵はどんなリズムと波動を感じさせてくれ、私達はどこへ連れて行ってくれるのでしょうか。ライブが楽しみです。

スケジュール

2008年10月16日(木)〜2008年10月26日(日)