埼玉県立近代美術館アーツ・アンド・クラフツ運動は、20世紀の工芸・デザインの展開に大きな影響を与えた工芸の革新運動です。
指導者であるウィリアム・モリス(1834〜1896)は装飾美術の商業化に反対し、職人的な手仕事の復興を目指しました。モリスらの工房からは、高い技術で制作されたテキスタイルや美しい壁紙、家具、インテリア、書籍が世に送り出されていきます。イングランドで発祥したアーツ・アンド・クラフツ運動は、スコットランドにチャールズ・レニー・マッキントッシュ(1868〜1928)らのグラスゴー派を生む一方、アメリカでは建築家フランク・ロイド・ライト (1867〜1959)らの家具デザインや、女性陶芸家の作品などに影響を与えました。
本展では、モリスの初期作品をはじめ、アーツ・アンド・クラフツ展覧会協会とグラスゴー派の仕事、ケルムスコット・プレスなどの書籍デザイン、そして20世紀初めのアメリカの家具・工芸品を展示することによって、英米圏におけるアーツ・アンド・クラフツ運動の展開をひとつの流れとして紹介します。
講演会「ウィリアム・モリスとの出会い −アーツ・アンド・クラフツの染織の魅力−」
とき:9月23日(火・祝) 15:00〜16:30
ところ:講堂(2階)
講師: 箕輪直子(染織家)
定員:100名(当日先着順。10:00より1階受付で整理券を配布します。)
費用:聴講無料
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