松屋は、私ども日本デザインコミッティーと共に、優れたデザインを社会に浸させようと、1950年代半ばから、さまざまな試みを行ってきました。1955年にデザインショップの魁として、松屋銀座7階に登場した「デザインコレクション売場」は、その運動の象徴的な存在。日本デザインコミッティーのメンバーとともに手を携え、この売場の発展継続に邁進してきました。今では、松屋といえばデザインコレクションと言われるほど、深く人々の記憶に刻み込まれる存在と成長を遂げました。また、1964年開設の「デザインギャラリー」も松屋の重要なデザイン運動の一つです。昨年末で640回という驚異的な会期数を数え、国内外のさまざまなデザインを紹介し続けてきましたが、実はこのギャラリーの運営にも松屋のバックアップが大きく働いていることは以外と知られていない事実です。その他にも松屋8階を会場として開催したデザインフォーラム公募展や企画展(「デザインの原型」「時代のアイコン」「Design with Respect」など)の数々も松屋の陰の支援があったからこそ実現した展覧会なのです。
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