終了した展覧会・イベントです

藤井光 「NIKEPOLITICS」

Galaxy Countach β
終了しました

アーティスト

藤井光
8月・10月・12月の隔月で嘉藤笑子(キュレーター,AAN)による企画展を新宿にあるアートバーGalaxy Countach(店主:八木沢俊樹)で開催します。

今回、ご紹介するのは、1975年以降に生まれた次世代を予兆させる3人のアーティストで、市場主義とは異なるアグレッシブなアプローチで表現してきました。それらは、都市における懐疑的で反抗的な辛辣さと無邪気さを併せもったアーティスト独特のエッセンスが振りかけられています。その形態やスタイルは、コンセプチュアル、アクション、パフォーマンス、プロセスワークなどを交差したバラエティな表現といえます。彼らがアートの真意を伝えようとするがうえに、煩悶する意識がエッジの効いた挑発になっているといえるでしょう。今回の展覧会を通じて、加速度的にグローバル化してゆく表層的なアートの価値観を打破する刺激的なアートをご覧いただけると確信します。

藤井光は、社会の矛盾や問題を直視することで、そこに顕在化する弱者の視点や社会構造の亀裂をあらわにしてきた。人々が抱える潜在的な不安や焦燥、またグローバル社会の歪みを映像や活動によって作品化していく。これまで人々の知覚、感覚を集合、分裂させる政治性を扱うメディア・インスタレーションを発表している。現在は経済、文化行政、法律と芸術の関わりについての制作・研究を行っている。その一環として時事的な事件や政治問題を機軸に不定期でC.U.Tというトーク・イヴェントを自宅で展開している。フランスでの10年間の滞在を終えて日本を拠点にアクティヴに活動。

今回は、「ナイキ・ポリティックス」をコンセプトに機動隊の防護服のブランディング化を試みる。実際にナイキ・ジャパンにプレゼンを行う。また、渋谷で誘致計画が進んでいる"ナイキ・パーク"の動向についても洞察していく。ナイキCMを思わせる作品は、機動隊とサッカー選手が取り組んでいるもので映像美としても秀逸。

-Opening Event
Topic: 「グローバル・ブランドとしてのナイキ」
渋谷の路上でオープンミーティングを開催している「246表現者会議」やナイキパーク問題などを協議する「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」など実践的な活動をする人々を交えてグローバル・ブランドとしてのナイキを徹底論議していく。
Date: 8月1日(金)20:00-23:00
Place: Galaxy Countach
Charge: 無料(ワンドリンク・オーダー制)
Capacity: 40名前後
Participants: 小川てつオ、武盾一郎(246表現者会議発起人)、xxxx(みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会)、遠藤水城(ARCUSディレクター)、藤井光(c.u.t102/アーティスト)ほか

スケジュール

2008年8月1日(金)〜2008年8月30日(土)

開館情報

時間
18:0000:00
金曜日は21:00から、金曜日は29:00まで、土曜日は21:00から、土曜日は29:00まで
休館日
月曜日、日曜日
備考
開催時間: 19:00-24:00 夏季休暇 8月15日~18日
入場料無料(ワンドリンク・オーダー制)
会場Galaxy Countach β
http://galaxy-countach.com
住所〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-13-7 第二紀州ビル地下B
アクセスJR新宿駅より徒歩7分
電話番号03-3367-2340
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません