米田知子 「終わりは始まり」

原美術館(東京)
終了しました

アーティスト

米田知子
米田知子は現在ロンドンを拠点に国際的な活躍をしている気鋭の写真家です。昨2007年には「第52回ヴェネチア ビエンナーレ」展に招待出品するなど、近年の活躍には目覚ましいものが有ります。本展は、初公開となる新作シリーズに「Scene」「Between Visible and Invisible」等の代表作に加え、制作活動の全体像を見渡す事が出来る個展と成ります。写真家としての米田知子の姿勢は、被写体の観察とその記録という写真メディアの特徴に忠実で、「Scene」(1998)は、一見何気ない山野・海浜・市街地などの情景(=scene)を写したシリーズです。しかし、それらは歴史の舞台と成った場所・国家・民族・社会の集団的な記憶と結びつく地点(例えば戦場)です。ただ、その意味が分かるのは個々のタイトルを読んだときであって、写真の中の風景自体は「何気ない」ものでしか有りません。それでもなお、そこは歴史的な時間や記憶が確実に刻まれた場所なのです。このような「見えないものを見る」視線と言えるものこそ、米田知子の写真の特徴です。その視線に気づいた時、鑑賞者は米田知子が提示する静寂な風景が奇妙にざわめき始める事を感じ、その作品の世界に引き込まれる事でしょう。

[画像:「Freud's Glasses - Viewing a text by Jung II」 (1998), gelatin silver print (「Between Visible and Invisible」から)©Tomoko Yoneda Courtesy of Shugo Arts]

スケジュール

2008年9月12日(金)〜2008年11月30日(日)

開館情報

時間
11:0017:00
水曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日。 月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌平日休館、年末年始(12/28-1/4)休館
入場料一般 1100円、大学生・高校生 700円、中学生・小学生 500円
会場原美術館(東京)
http://www.haramuseum.or.jp/jp/hara/
住所〒140-0001 東京都品川区北品川4-7-25
アクセス京急線北品川駅より徒歩8分、JR品川駅高輪口より徒歩15分、JR品川駅高輪口より都営バス「御殿山」下車徒歩4分
電話番号03-3445-0651
関連画像

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