オオタファインアーツオオタファインアーツでは移転第二弾の展覧会としてオランダ出身の映像作家サスキア・オルドウォーバースの新作「デッドライン」を展覧いたします。 過去の2作品が同時期に森美術館のMAMプロジェクトにてスクリーニングされますので併せてお楽しみいただけます。
サスキア・オルドウォーバースは1971年にオランダで生まれ現在はロンドンをベースに活動しています。2003年のバーゼル・アートフェアでバロワーズ賞、翌2004年にはベックス・フューチャー賞に選ばれるなど近年盛り上がりを見せる映像表現の先鋭的な領域の一翼をになっています。
この度、発表されます新作「デッドライン」はこれまでの手法に倣い綿密に作られある種象徴的あるいはメタファーとしてのオブジェクトを撮影した映像に、遠くアフリカで起こったある一家にまつわる物語を重ね合わせています。物語は双子の父と叔父にまつわる生い立ちに始まり不可逆なはずの時間を遡り100年以上も前の一族の出来事を語ります。またナレーションは父と私の車での旅の現在を織り交ぜながら過去と現在とが交錯する不安定で魔術的なリアリティを表現します。
映像は時間をかけて入念に制作された模型にこれもまた計算されたライティングを施してスタジオで撮影されています。
すべての模型は制作された人工物ですが、語りかけるナレーションとともにあたかも呪術的な効果を与えます。まさに作品が、虚と実と物語性が奇妙に入り混じる時空を構成します。
本作品は昨年秋にロンドンで初公開され、トロントの巡回。アジア圏では初公開となります。どうぞ森美術館での2作品とあわせてご高覧ください。
4月25日 18時より作家を囲んでオープニングパーティを行います。
皆様是非ご参加下さい。
[同時開催]
MAM プロジェクト007: サスキア・オルドウォーバース
森美術館(53Fギャラリー2)
2008年4月25日―7月13日
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