世田谷文化生活情報センター 生活工房20世紀初頭、森谷延雄のヨーロッパからの帰国を機に本格的な展開を開始した日本のインテリアデザインは、1950年代以降の経済成長と建設ラッシュを背景に、「環境芸術」の一分野として世界にも類を見ない高度な発展を遂げてきました。とりわけレストランやカフェ、ブティックなどの商環境は、剣持勇、境沢孝、倉俣史朗らに代表される多くのデザイナーによる先鋭的な表現の場としての役割を果たしています。
黎明期から100年ほどを経て、インテリアデザインは一見隆盛ですが、そのことが私たちの暮らしに豊かさや驚きを提供してくれているかと言うと意外にそうでもありません。今やインテリアデザインは独自の進化を止め、流行の家具やインテリアアイテムの単なる羅列になってしまったようです。
このレクチャーでは、デザイン史上に「伝説」として記憶される商環境の数々をたっぷりと紹介しながら、その変遷を再評価することを通して、生活とインテリアデザインとの関係を捉え直す新しい視点を提供したいと考えています。デザインに詳しい方も、ぜんぜん詳しくない方も、「こんな店があったのか!」と、目からウロコをポロポロ落としつつ、どうぞごゆっくりとお過ごし下さい。
はたしてインテリアデザインは、もう一度進化を始めることが可能でしょうか。
定員:80名様 お申し込み先着順・定員になり次第締め切り
お申し込み方法はウェブサイトでご確認ください。
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