Café Pause書籍Urban Paperで初めて紹介され、その後世界各地を巡回してきたペーパートイ(紙製玩具)展覧会「The Urban Paper Show」。池袋のCafé Pauseにて9月7日よりいよいよ開催。これまでの開催地は、ロサンジェルスとオランダのアルンヘム。今回の東京展に続き、ローマでの開催も予定されています。
ペーパートイは、紙の登場とほぼ時期を同じくして広まりましたが、ここ最近、若手デザイナーの間で新たな注目を集めつつあります。紙は安価で、軽く、更にリサイクル可能なため、これまでコレクターアイテムであるビニール製フィギュアを制作してきたアーティストたちにとって、大衆向けメディアとしての新しい選択肢となっているのです。Urban Paperデザイナーの多くは、ウェブ上にダウンロード可能な作品を掲載しており、プリンターのある人なら誰でも、簡単にアクセスし、ペーパートイを作ることが出来ます。世界各国26名のアーティストによるデザインを初めて一堂に集めた書籍Urban Paperには、読者が自分のオリジナルトイをクリエイトするためのヒントやアイディアが詰まったDVDも添付されています。
今回の「The Urban Paper Show」は、東京展のために特別に作られた新作ペーパートイ、ポスター、ポストカードなどを紹介します。また自分で作れるトイ・パッケージも販売。
本展のオーガナイザーは、書籍の参加アーティストの一人Josh McKible。東京在住のイラストレーターMcKibleは、人気のペーパートイNaniBirdシリーズのクリエイターでもあります。本シリーズはhttp://www.nanibird.comより無料でダウンロード出来ます。