銀座ニコンサロン(ニコンプラザ内)タイはインドシナ半島と一部マレー半島の北部に位置し、国王を象徴として敬う立憲君主制の王国で、わが国とは王室、皇室の交流を始めとして、経済面、文化面、また観光などで両国の交流が盛んに行われている。国土面積は日本の1.4倍の約51万平方メートル、人口は約6,800万人、国民の大半はタイ人で、殆どが敬虔な仏教徒である。
タイはかつて国名を「シャム」と呼ばれていた。13世紀中ごろに君主国として独立して以来、ヨーロッパ諸国が東南アジアに植民地政策を推し進める中で、植民地になることなく独立国家として、伝統的で華麗な、独自の文化を生み出している。その為、タイには長い歴史をもつ王朝時代の伝統を活かした多くの文化が残されており、きらびやかな衣装と優雅な動きが印象的な古典舞踊、色彩鮮やかな荘厳な寺院群、美しく繊細な工芸品など、タイ文化を代表するものの一つである。
経済面では、古くから外国企業の積極的な受け入れ策を推進した結果、わが国のタイへの進出企業も1300社に及び、経済規模ではアジアを代表する経済大国になっている。また、タイにとって日本は最大の貿易額、投資額、資金協力額を誇る国となっており、経済面での両国のつながりは非常に強固である。
本展ではタイを代表する13名の写真家が3つのテーマに沿って、それぞれの会場で作品を展示する。「Part I」の本会場では、9名の写真家による異なったジャンルの写真を展示する。主なものは、光と影の軌跡をモノトーンで捉えた写真、写真家自身が女装して様々なコスチュームを着て女性への憧れを表現したもの等、タイで主流のアートフォトグラフィーの表現の面白さに多く接することができる。また、発展を続ける都会の片隅で生活する人々の断面や働く力強い農夫の肖像を捉えたドキュメンタリーフォトは、経済大国タイの一側面として貴重な記録である。
タイはわが国と経済面、文化面の両面で深い関係にあるが、主催者はこの写真展を通じて我々日本人がまだ知らないタイの別の表情に接することによって、両国のますます相互理解が深まり、さらなる交流が広がることを期待している。
5/28(金)19:00~20:30 トークショー開催
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