Sansiao Gallery鋼鉄を素材に制作を続けるMiya Ando(美夜・安藤)。美夜の鋼鉄へのこだわり、また作品へ反映される思考は、二つのルーツをひも解くことで見えてきます。
日本とロシアの血を引く美夜は、刀鍛冶・安藤正勝の子孫であるということを背景に、幼少の頃毎年の夏休みを住職であった祖父のもと岡山の寺院で過ごし、仏教の教えを身につけます。そして北カリフォルニアの森、ペブル・ビーチの海、美しい自然の中で育った美夜は、UC Berkeleyを経てイェール大学院に進み東南アジア仏教図像学修士課程で哲学と東洋美術を学び、より深く仏教的哲学を作品に反映することになります。 美夜のなかで交わったこの二つのルーツは、鋼鉄という素材を本能的に選択させ、静かで深遠な空間を提示する作品を生み出していきます。
現在の活動は国際的な広がりを見せ、ロンドンでの9.11メモリアル・アート・プロジェクトにも選出され、パリ、韓国、ベルリン等海外から多くのオファーを受けています。
今回の個展では、'elements'-土、水、空、火-に触発された作品を発表します。自然の力、そして人間の脆さは私の想像力を刺激し、3.11に起こった地震、津波の余波に対する詩的な反応として、自然と'elements'への瞑想を提案したいと考えています。
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