「The messy room (散らかった部屋) 」は、写真家山本真人が“自宅でできること”という枠組みで制作している5つの作品からなる連作です。今回の展覧会は、そのうちThe last whisper と Euclid's talk in sleep の2つの作品によって構成されます。
陽の目をみることなくしまわれていた大量のネガを素材に始められたThe last whisper。撮影、現像、プリントといった、光と闇とを交互に通過する写真のプロセスの中で、けっきょく埋もれていったそれらのネガに、写真家が、新たな、そして少し過剰な光との出会いを用意することで生れたイメージたちは、深い闇のなかから何かをささやきかけます。
一方のEuclid’s talk in sleep(ユークリッドの寝言)は、写真家と、光学機器であるカメラによる二次元イメージとしての写真との、次元をめぐる軽やかな対話が生み出すイメージ群です。
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