Gallery A4「アーティスト」あるいは「環境芸術家」という範疇を遼かに突き抜けて活躍する八木マリヨは、縄ロジイと名づけた芸術表現作品を、国内だけでなく海外各地で発表してきました。アイルランドでは全長300メートルものアースワークや8ヘクタールの公園を地域の人達を巻き込んで制作しました。彼女はその作品づくりにおいて、その作品が存在する地域の文化、そして、人の心にこだわります。
ギャラリーの所在する東京都江東区の木場は、江戸時代より貯木場として栄えた場所です。今回の作品展は、木場に今も多く残る製材所から廃材として出る、鉋の削り屑などで縄を綯(な)い、縄の林立する森を創ります。 八木マリヨは、「世界とつながり、地域が一つになる文化の根を根付かせる環境芸術は、都市再生の原点となる、母なる地球は一つ、多様な生命文化が縄のように寄り合わされるからこそ、美しい。縄ロジイという新しいコミュニケーションと藝術の形をつくること、それは生命 の根源的な営みです。」と語ります。古来より縄をなうことは祈りであり、藝術でありました。
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