加山又造 + 加山哲也「受け継がれゆく日本の美」

椿山荘

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アーティスト

加山又造、加山哲也

フォーシーズンズホテル椿山荘東京にて、2011年10月1日から24日までの期間、「受け継がれゆく日本の美」日本画加山又造－陶加山哲也と題して、加山又造、加山哲也の展覧会が開催されております。

フォーシーズンズホテル椿山荘東京内に点在する展示エリアの内容は、以下の通り。

1、加山又造　画業への情熱「龍」展示（＠椿山荘タワー通路パブリックスペース特設会場）
琳派を現代に甦らせた加山又造。これまで未公開であった京都嵯峨嵐山・天龍寺法堂「雲龍図」の制作記録写真(-帆足てるたか氏撮影-)を初公開するほか、日蓮宗総本山山梨身延山久遠寺本堂天井画「墨龍」の大下絵を特別公開いたしております。制作過程で作られた加山又造の直筆の入った下図の迫力、そしてその絵から溢れる圧倒的なパワーを感じて頂けるものと思います。作家が作品を制作している瞬間の緊張感や眼差し、そしてまさに制作が終わった瞬間の安堵した顔。加山が作品に魂を込めていく迫力、そして画業への情熱を感じて頂けるものと思います。

2、受け継がれゆく日本の美（＠フォーシーズンズホテル椿山荘東京「アートギャラリー」）
世代を超えて「受け継がれゆく日本の美」の真髄、源流がここにあります。加山又造譲りの描写力に力強さを備えた加山哲也の大作の鉄絵金銀彩龍文大壺をはじめ、金銀の鉄絵金銀彩金龍文大鉢など30余点を展示致します。それ以外に、最大６面マルチのデジタルアートボードをギャラリー前に設置。機械好き、新しもの好きだった加山又造が見たら大いに嬉しがりそうな現代仕掛け―デジタルサイネージの屏風「龍図」他数点をデジタル映像化し、特別公開致します。また、加山又造と加山哲也が共同で制作した作家保有の陶板作品を初公開特別展示するほか、近年なかなか観ることの出来なくなった加山又造版画作品も御覧いただけます。

3、その他特別展示（＠フォーシーズンズホテル椿山荘東京　エントランスフロント前）
滅多に観ることのできない代表作をより身近に見て頂くことを願い、写真家増浦行仁氏の協力により加山又造の代表作である「千羽鶴」（東京国立美術館所蔵）の高精細レプリカ屏風作品を制作、本展覧会にて展示致します。

スケジュール

2011年10月1日(土)〜2011年10月24日(月)