足利市立美術館スロヴァキア共和国とチェコ共和国。かつては同じ国家であったふたつの国は、スラヴ民族の伝統を色濃く残す、文化の国として知られてきました。このたびの展覧会では、それぞれの文化を代表するものとして、スロヴァキアの首都ブラティスラヴァで2年ごとに開催されるブラティスラヴァ世界絵本原画展(略称BIB)と、現地では今でも盛んに行われ、日本の人形作家にも多大な影響を与えたチェコの人形劇を紹介いたします。
今回ご覧いただく展示は、1967年に始まり今や世界最大の絵本コンクールのひとつとなった、ブラティスラヴァ世界絵本原画展の第22回展より、グランプリを含む11名の入賞作品と日本からのエントリー作品。そして、我が国では初の公開となる、チェコの家庭用人形劇場および操り人形です。
両国では、他国の支配により公の場で母国語が禁じられた時代が長く、その中にあって絵本と人形劇は、祖国のことばや文化を次世代の子どもたちに伝える重要な役目を果たしました。そうした歴史のもとに、スロヴァキアから発信される現代の絵本文化と、チェコの人々の生活に根付き大切に守られてきた人形劇。中央ヨーロッパからやってきた日常の中のふたつの芸術を、どうぞお楽しみください。
6月12日(日)の「県民の日」は無料です。
5月15日(日) 、6月19日(日)の「家庭の日」は、中学生以下のお子様同伴のご家族は無料となります。
[画像:タシエス「まいごの幼子」原画 2008年(BIB2009グランプリ)作家蔵 ©Tàssies]
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