府中市美術館アーティスト
小木曽瑞枝、Rocca SPIELE、三田村光土里、渡辺泰子、mamoru、池田晶紀、伊庭靖子、塩見允枝子、斎藤ちさと 他
芸術至上主義に対抗して、「芸術」と「日常」の接点を探る動きが、20世紀美術史には常に存在しました。1960年代のニューヨークを中心とするフルクサスの活動。そして、世界が再編され拡散とフラット化が進行した1990年代。ここに制作の原点を持つ美術家たちにも、同じ意図を見いだすことができます。
21世紀を迎えて、人々の日常と具体的に関わるデザインや写真、編集といった領域と、若い美術家たちの軌道が接近してきたのは、自然の流れであるのかもしれません。本展には、デザイナーを含めて、ジャンルを越えて自在に制作する美術家たち10組が参加します。
その作品には、日常の中での、私たちと物や事との関わりのあり様が、ていねいな、てらいのない手段で紡がれています。身近な物事やフェイストゥフェイスのコミュニケーションが離陸点となって、その先の想像世界への晴れやかな跳躍が生まれます。「ここ」のかけがえのなさ、豊かさは、この跳躍によって確かめられていくのではないでしょうか。美術館を出た後に、今日という日がぐっと特別に、いとおしくなる。そんな展覧会です。
[会期詳細]
前期 11月23日(金・祝)から平成25年1月14日(月・祝)
後期 平成25年1月16日(水)から2月24日(日)
(12月5日、12日、2月13日(水)10:00から13:00まではお子さま連れの方が気兼ねなく鑑賞できるキッズアワーです)
[関連イベント]
公開制作 mamoru「日常のための練習曲」
「虹の彼方」展出品作家 mamoru が、会期を通して公開制作を行います。 集中して聴く行為を通して日常生活そのものを音作品、音体験に読み替える「日常のための練習曲」の新作に取り組みます。ワークショップやリサーチ、音採集を経て、完成作品披露へと段階的に進行するプロセスに、アートが生まれていく臨場感を受け取ってください。
■公開制作 12:00-17:00
「材料集め」(府中市美術館周辺の音採集と整理)/ 12 月 1 日(土)・ 2 日(日)・8 日(土)・9 日(日)
「曲作り」/ 12 月 16 日(日)・22 日(土)・23 日(日祝)・1 月 26 日(土) 「リハーサル」/ 2 月 9 日(土)・10 日(日)
「完成作品披露」/ 16 日(土)・17 日(日)
■トークショー「中間発表」
1 月 27 日(日)14:00-16:00 下道基行(美術家)・丸山昌崇(アートディ レクター/デザイナー)・mamoru
■ワークショップ「新しい音体験をしよう!」
12 月 15 日(土)14:00-16:00 公開制作室にて、参加無料・当日受付
「日常のための練習曲」を、mamoru と一緒に聴きます。展示会場に はない曲がたくさん体験できます。
アーティストトーク
日時: 各日14:00から
11月24日(土)池田晶紀、伊庭靖子、渡辺泰子
12月16日(日)小木曽瑞枝、柿木原政広
2月 2 日(土)斎藤ちさと、三田村光土里
場所: 企画展示室
費用: 無料(企画展観覧料が必要)
アーティストミーティング
日時: 12月1日(土曜日)午後2時から
場所: 講座室
費用: 無料
出演: 出品作家、ゲスト
ベビーカーツアー
日時: 12月12日(水)、平成25年2月13日(水)の10:30〜11:30
場所: 企画展示室
費用: 無料(企画展観覧料が必要)
[画像: 小木曽瑞枝「はためく午後3時」(2011) 個人蔵]
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