弥生美術館抒情画家、童画家、グッズ・デザイナーとして昭和の可愛い!をつくった松本かつぢ。昭和初期の少女雑誌界において、中原淳一と人気を二分した売れっ子画家ですが、同時にまんが家としても業績を残しています。最近の調査では、松本かつぢがデビュー当時からまんがを発表していたことや、昭和20~30年代の人気少女まんが「フイチンさん」(上田トシコ作)、「リボンの騎士」(手塚治虫作)を彷彿とさせる先駆的な作品を、昭和の初頭から描いていたことが明らかになっています。
本展覧会では昭和初期のまんが作品、雑誌の別冊ふろく等を展示し、少女まんがの黎明期にのこした松本かつぢの足跡をたどります。また、弟子の上田トシコ、田村セツコの作品も展示し、かつぢが戦後の少女まんがや少女文化に与えた影響もご紹介します。もちろん、ロマンティックな抒情画も数多く展示いたします。
[関連イベント]
「ギャラリー・トーク 」(約1時間)
日時: 10月19日(土) 14:00〜
宇津原充地栄(松本かつぢ三女)
日時: 11月10日(日) 14:00~
企画展担当学芸員
日時: 12月7日(土) 14:00~
田村セツコ(イラストレーター)
「特別講演会」※要予約
日時: 11月2日(土) 18:00~
アーティスト: 夏目房之介(マンガ・コラムニスト)
※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。
[画像: 松本かつぢ画「?(なぞ)のクローバー」『少女の友』昭和9年4月号付録]
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