牛腸茂雄(1946-1983)は、短くも凝縮された生涯の中で「日々」「Self and Others」「見慣れた街の中で」の3冊の写真集と1冊の画集を世に問いました。一見淡々とした日常の中で人々を撮影しているにすぎないように見える写真は、自己と他者とも断定できない不思議な眼差しによって独自の美学を湛え、時代を超えて我々を魅了します。
本年は牛腸没後30年にあたり、2冊の写真集「新装版・見慣れた街の中で」(山羊舎)、「こども」(白水社)が新たに刊行されます。この出版にあわせて牛腸茂雄展を二部構成にて開催致します。第一部は牛腸が1981年に自費出版した「見慣れた街の中で」のなかから、20点程のカラー写真を展示いたします。また、このカラー写真のシリーズが誕生するきっかけとなった、牛腸の写真が掲載されている70-80年代の横浜市の広報誌も併せて展示致します。
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