足利市立美術館アーティスト
河野次郎、河野通勢、田﨑草雲、高橋由一 他
河野次郎は、足利藩出身の画家です。田﨑草雲に南画を師事し、そののちには洋画も学びました。一説には高橋由一に師事したともいわれ、明治期の近代洋画の幕開けに寄与した知られざるパイオニアの一人です。大正時代の異才の画家として知られる河野通勢は次郎の子です。次郎は、熱心なハリストス正教会の信徒であり、西洋古典美術への造詣が深く、彼の蔵書には国内外で出版された美術書が多数ありました。これらの書籍のおかげで通勢は、小学校時代からミケランジェロやダ・ヴィンチの名を知り、早々と模写しています。本展は、ご遺族から寄贈された河野次郎の100点以上に及ぶ絵画や資料を中心に構成し、郷土が生んだ未知の画家に焦点を当てるものです。あわせて師と仰いだ田﨑草雲や高橋由一、子・河野通勢や、通勢とも親しかった牧島如鳩を紹介し、河野次郎とその周辺を浮き彫りにします。
[関連イベント]
開催記念講演「次郎と幕末の足利藩」
日時: 9月14日(日) 14:00~
講師: 菊地卓(足利工業大学共通課程非常勤講師)
会場: 足利市立美術館多目的ホール
定員: 60名
参加費: 無料
※お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
学芸員によるギャラリートーク
日時: 9月6日(土)、10月5日(日) 14:00~
参加費: 無料
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