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「工学主義――田中林太郎・不二・儀一の仕事」展

東京大学総合研究博物館小石川分館
終了しました

アーティスト

田中林太郎、田中不二、田中儀一
田中林太郎(安政4-大正13)・不二(明治10-大正11)・儀一(明治35-昭和60)は、江戸から明治時代にかけて活躍した発明家で「からくり儀衛門」と呼ばれた田中久重(寛政11-明治14)の家系に連なる親子三代である。彼らはそれぞれ、皇居や東宮御所の造営、わが国最初の日本語による機械設計の教科書執筆、国会議事堂の内部装飾といった、近代日本における「工学」分野の発展を象徴する重要な仕事に携わった。東京大学総合研究博物館は、林太郎・不二・儀一の三代が所有してきた文書、写真、物品、書籍等から成る複合的な資料体を田中儀一旧蔵品として収蔵している。本展覧会では、本資料体を初めて特別展示として一般公開するにあたり、その中から彼らの主要な業績に関わる資料を選び、彼らの仕事を紹介する。三人の主要な仕事を一度に概観することにより、近代日本における「工学」の黎明期から発展期までという一つの時間軸を浮かび上がらせるとともに、土木から、建設、材料、機械、建築、意匠・デザインまでという「工学」が扱う領域の多様性を展開して見せる。

[関連イベント]
特別講演会「田中家の系譜と『工学主義』展」
講師: 寺田鮎美(東京大学総合研究博物館特任准教授)
日時: 2017年3月11日(土)13:30~15:00
会場: 小石川分館1階ゼミ室
参加費: 無料、事前申込不要

スケジュール

2017年2月4日(土)〜2017年6月11日(日)

開館情報

時間
10:0016:30
休館日
月曜日、火曜日、水曜日
月曜日・火曜日・水曜日が祝日の場合は開館
年末年始休館
備考
3月20日(月・祝)は休館、3月16日-3月19日は19時 30分まで開館時間延長(最終入館は19時)
入場料無料
会場東京大学総合研究博物館小石川分館
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/annex.html
住所〒112-0001 東京都文京区白山3-7-1
アクセス東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅1番出口より徒歩8分
電話番号03-5777-8600
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