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「ハイレッド・センター」展
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[画像: 「山手線のフェスティバル」(1962) ゼラチン・シルバープリント 27×32.5cm]
「ハイレッド・センター」展
ユミコチバアソシエイツ
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アーティスト
高松次郎、赤瀬川原平、中西夏之
ユミコチバアソシエイツでは、毎年高松次郎の命日に合わせて高松が行ってきた制作活動を紹介し続けてきました。 本年は、高松次郎が作家として制作を開始した初期に、自身の作家活動と同時に行ったハイレッド・センターによる活動の一部を紹介します。
ハイレッド・センターというグループ名は、それぞれの姓の頭文字であるの「高」=「ハイ」、「赤」=「レッド」、「中」=「センター」を組み合わせてつけられました。正式な結成は、1963年5月の「第5次ミキサー計画」とされていますが、実質的にはその活動は前年12月の「山手線のフェスティバル」の頃より開始されていたと言えましょう。ハイレッド・センターとして行われた期間は63~64年と短い間ではありましたが、「第6次ミキサー計画」「不在の部屋」「ロプロジー」「シェルター計画」「大パノラマ展」「ドロッピングイベント」「首都圏清掃整理促進運動」などのイベントを次々と実現していきました。 秘密結社的な匂いをまとった行動の一方で、銀座の路上やJRの電車の中やホーム、駅周辺といった公的な場や機関を利用したり、ホテルやビルの屋上などの日常的な場所で非日常的な行為を行ったりと、美術ジャーナリズムだけでなく当時の新聞や一般誌などにも取り上げられ、社会の注目を集めました。ハイレッド・センターと名乗っていましたが、メンバーは流動的で高松・赤瀬川・中西の他に和泉達もメンバーとして活動を共にしており、イベントごとに新たにメンバーが加わることもありました。 彼らの活動は、こうして行ったイベントや行動により、それが芸術か否かという事を制度的に問いかけるものであり、作家と観客との関係性を問い直すものでもありました。
今回、ユミコチバアソシエイツでは展示を2期に分け、前期(6月23日〜7月13日)ではドキュメントフォト、後期(7月15日〜8月5日)では同時期に高松、赤瀬川、中西が制作した作品を展示致します。
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スケジュール
2017年6月23日(金)〜2017年8月5日(土)
開館情報
時間
12:00 〜 19:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
備考
7月14日(金)は休館
入場料
無料
会場
ユミコチバアソシエイツ
http://www.ycassociates.co.jp/
住所
〒106-0032 東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ ハリウッドビューティープラザ 3F
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アクセス
東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅1c出口より徒歩1分、東京メトロ千代田線乃木坂駅5番出口より徒歩11分
電話番号
03-6276-6731
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