三井淑香「時を待つ女たち」

ANAインターコンチネンタルホテル東京

終了しました

アーティスト

三井淑香

前期の展覧会名は、母の口癖である「全ての事には時がある」の時を思って「時を待つ女たち」と名付けました。私たちが今見ている世界だけじゃない、確かな「時」がそこら中に存在しているのでしょう。うごめく様に掴み切ることのできない形、瞬きする間に変わってしまう色、そして交差する油絵の具の美しい輝き！大胆に、繊細に、見えるままに、猛スピードで一瞬を刻むように制作をしています。倉庫で大量の壺を見つけた時、幼少期に家にあった李朝の壺を思い出したことから、陶器の制作が始まりました。言うなればラッキーアイテム、お守りの様に心に止まっているイメージがそこには焼かれています。今はもうすっかりなくしたものたちを思い出しながら、幼少期の不思議で違和感のあった時間を埋める様に制作中です。前期「時を待つ女たち」（2018年9月19日～10月30日）旧作を中心に、後期「虎のまじない（2019年2月15日～3月31日）は新作を紹介します。
会場: １階、２階、３階アートギャラリー

スケジュール

2018年9月19日(水)～2018年10月30日(火)