GALLERY YUKI-SIS1980年岐阜県生まれの大塚亨は、2003年多摩美術大学美術学部彫刻学科を卒業後、東京芸術大学大学院にて仏像制作、文化財修復を研究、学び、2005年同大学院美術研究科 文化財保存学専攻 保存修復彫刻修了。現在は仏師として仏像制作や文化財修復に携わる活動とともに、彫刻家として自身の作品を制作しています。YUKI-SISでは初めての個展となります。現代社会に溢れる大量のモノ― 私達は無意識のうちに大切にするもの、使い捨てるもの、保存したいものなどをより分けながら生活しています。便利な世の中になった反面、使い捨て、大量のゴミの問題に目をそむけたまま時を過ごしています。そのモノの用途とは別に、私たちの感覚に知らず知らずに刷り込まれている、マテリアル(材質)による価値基準。プラスチックや紙でできたものは使い捨ての消耗品としてぞんざいに扱いますが、木、金属、皮などの高価な材質は比較的丁寧に扱います。また、歴史あるモノとただの古いモノとの差とは?そのモノに宿るストーリーを知ると知らないでも、そのモノの価値も変わってきます。仏師でもある大塚亨は、私達の身近にある日常品を仏像と同じ彫刻技法に仕上げることで、今まで私達が無意識に抱いてきた物に対する価値観を揺るがせてくれます。そして、素材に施された作家の技術により、まるで現代の日常品が古代からずっと使用されていたかのような錯覚を覚え、物に宿る時間軸をも狂わせてしまうようです。
[関連イベント]
アーティストトーク
日時: 12/15 (土)19:00~
料金: 無料
※イベント詳細、お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
まだコメントはありません