ヴァニラ画廊ヴァニラ画廊では、無惨・残酷絵をテーマに、その情景の奥の妖しい美しさに焦点をあてた展示を開催いたします。1866年に、芳幾と芳年により毒々しくも花開いた無惨絵。当時の事件などをモチーフにしたスキャンダラスな作品は話題になり、凄惨な作品にも関わらず、人々に大変な反響をもたらしました。三島由紀夫は芳年の無惨絵について次のように述べています。「幕末動乱期を生き抜いてきた人間に投影した、苛烈な時代が物語られてゐる。これらには化制度以後の末期歌舞伎劇から、あとあとまでのこった招魂社の見世物にいたる、グロッタの集中的表現があり、おのれの生理と、時代の末梢神経の昂奮との幸福な一致におののく魂が見られる。」(『血の晩餐―大蘇芳年の芸術(別冊/番町書房)』より一部抜粋)凄惨極まる時、それは究極の美と転じ、その美しさに代えがたい恍惚と抑圧からの解放を感じるからこそ、無惨・残酷というテーマは時代を超えて人々を魅了するのではないでしょうか。今展示では、江戸川乱歩に「本当の”恐怖”、そして”美”がある」と言わしめた血みどろ絵師、月岡芳年のコレクションを始め、現代の作家による「無惨の美」を一堂に会します。その俯瞰からみえてくる「無惨・残酷絵」の持つ魔力をご堪能ください。
会場: 新画廊 展示室 A&B
出展作家: 旭、愛実、駕籠真太郎、キジメッカ、GENk、群、沙村広明、空山基、多賀新、田亀源五郎、田島昭宇、Trevor Brown、室井亜砂二 他
[関連イベント]
無惨絵展特別トークイベント「月岡芳年/バイオレンスとカタルシス」
日時: 2月23日(土)17:30〜19:00
ゲスト: 日野原健司(太田記念美術館)/田亀源五郎(マンガ家/ゲイ・エロティック・アーティスト)
料金: 2,000円 1ドリンク付
定員: 40名限定
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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