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「メランコリア」展

終了しました

「メランコリー」、「メランコリア」日本語ではどちらも「憂鬱」と訳される。本来の「メランコリー」という言葉には多くの思想や歴史が含まれていた。古代より、西洋哲学においてはメランコリーと創造との関係性が問われてきた。
資本主義という単一的な価値観が支配する現代では、誰しもがメランコリーを抱えていると言えるのではないだろうか。感情や心理といった曖昧なものではなく、論理が優先される現代。私たちは本当に心というものを克服してしまったのだろうか。
今回の展示では、”なぜ私は作るのか”という根源的な問いに立ち返り、メランコリーというテーマを通して作家自身がそれに応えるかたちとなる展示を目指した。
メランコリーとは本来未来を否定するものだが、そこから生み出される創造性は、個人を超えて私たちを未来へと送り出す。

出展アーティスト: 伊阪柊、大木裕之、鈴木操、ヒロセチアキ、帆苅祥太郎、三野綾子

スケジュール

2019年7月6日(土)〜2019年7月15日(月)