MAKI(天王洲)このたびMAKI(天王洲、テラダアートコンプレックス1階)は、MAKI Collectionの一角に、世界的に注目されているロサンゼルスのアーティスト、ジョナス・ウッド(Jonas Wood)の「テニスコート・ドローイングス」を常設展示(2025年まで)いたします。この作品はウッドが自身のスタジオでテニスの試合を見ていた際に、その構図に魅せられ描いた彼の代表的なシリーズで、テニスの4大大会(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープン)のテニスコートが描かれている他、ATPワールドツアー・ファイナルズ(ロンドン)、ムバダラ・ワールド・テニス選手権(アブダビ)、パリ・マスターズのそれぞれのコートまでもが描かれています。黒を背景とした一連の作品は静謐さを感じさせ、展示スペースにはまるで宮殿に歴代の王侯貴族の肖像画が並ぶように、24点の各コートの姿が立ち並びます。各作品はそれぞれのコートの特徴をよく捉え、テニスを知る者たちは見ただけでそれがどこかわかるのです。まるで、神話上の神々が、あるいはキリスト教の聖者が、彼らを指し示す持物(アトリビュート)とともに描かれるように。一方で、一部の作品にはウッドの他の作品が、まるでポップアップ画面が突如カットイン(挿入)してきたかのように描かれています。この作品は、東京で展示されたのち、MAKIのオーナーである牧夫妻により2025年にロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA、ロサンゼルス)に寄贈されることが決定しております。同美術館サイトでも、この寄贈については発表されており、この作品が作家の代表作になると締めくくっています。
※TABのシステム上、会期終了日を仮に表示しています。
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