TOMO都市美術館トモ都市美術館にて、労働者、神谷有紀による “労働に新しい価値付け” をする展覧会「労働跡地」を、9月11日(金)から9月13日(日)まで開催します。本展は、神谷の「労働の一番の対価は所作である」という考えに基づき、労働における所作の存在と重要性を、新しい労働価値として提示する展覧会となります。
神谷有紀は、1998年愛知県生まれ・在住の労働者であり、2020年に美学校「外道のススメ」を修了し、アーティスト活動を開始。最低賃金で休憩を取らず12時間1人でレジをするなど、過酷な環境で働いたことをきっかけに、自分にとって労働とは何なのか考えるようになり、現在は、労働の対価として得られる所作を新しい労働価値と捉え、労働者目線で作品を制作。本展が自身初となる個展となります。
本展には、神谷が労働における所作として最も重要だと考える「笑顔」を、さまざまなサービス業の労働者に依頼して拓を取る映像インスタレーション《労働跡地》や、労働環境下における業務連絡や上司部下間の引継ぎに着目し、伝言ゲームに挑戦する《エキサイト伝承》などの作品が出展されます。
今回の初となる個展「労働跡地」について、神谷は、「私は、レジを打つ手捌きが素早く見惚れるようなしなやかな動きをする人や、服を畳む滑らかな手つきに上品さすら感じるような人に、その人にしか出せない品やエロスなど、それぞれの価値を感じる。⋯⋯その技術や所作は労働経験が無ければ習得できないものだからだ。全ては労働から発生しているのである。」(本展ステートメントより一部抜粋)と述べています。
[関連イベント]
アーティストトーク
日時: 9月12日(土)17:00〜19:00
出演: 神谷有紀 / 聞き手: トモトシ、 西田編集長
※イベント詳細は公式ホームページよりご確認ください。
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