「ボイス+パレルモ」

国立国際美術館
1月16日終了

アーティスト

ヨーゼフ・ボイス、ブリンキー・パレルモ
ヨーゼフ・ボイス(1921-86)とブリンキー・パレルモ(1943-77)。ともにドイツで生まれ、かつ師弟関係にもあった彫刻家と画家です。「ほんとうの資本とは人の持つ創造性である」——そう語るボイスは、社会を一個の彫刻とみなし、芸術による社会変革を夢見ていました。いっぽう早世の画家パレルモは、およそ10年という短い制作期間のなかで、絵画の条件それ自体をさまざまに問い直していきます。一見したところ似ても似つかない作品を手がけていた二人。しかし彼らの仕事を併置してみれば、そこにはある共通した理念が浮かび上がってくるでしょう。

本展覧会は、日本で約10年ぶりとなるボイス展であり、また国立美術館では初めてのパレルモ展です。従来、その思想にばかり焦点が当てられがちだったボイスですが、本展覧会では1960年代の最重要作品である《ユーラシアの杖》をはじめ、脂肪やフェルトを用いた作品、「アクション」の映像やドローイングなど、その芸術実践にあらためて着目します。また、パレルモの手がけるささやかで抽象的な作品群は、絵画の構成要素を再構築しながら、その色彩と形態によって、私たちの認識に静かな揺らぎをもたらしてくれるはずです。ボイス自身、パレルモこそが自分に最も近い表現者であると認めていました。

ボイスとパレルモは、芸術を生の営みへと引き戻そうとした点でよく似ています。それぞれの造形から確認される特徴、また両者の交わりや重なりをとおして問われるのは、芸術の潜勢力に他なりません。本展覧会が、芸術と社会の関係について考察し、芸術とは何でありえるのかと問う機会になることを願います。

前期:11月28日(日)まで
後期:11月30日(火)から

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スケジュール

2021.10.12(火)~2022.01.16(日)

12月27日から1月3日は休館

会場の開館情報

10:00 ~ 17:00
月曜休館
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館、展示替期間・年末年始休館
入場料一般 1200円、大学生 700円、高校生以下・18歳未満・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.nmao.go.jp/events/event/beuys_palermo/
会場国立国際美術館
http://www.nmao.go.jp/
住所〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-2-55
アクセス京阪線渡辺橋駅2A出口より徒歩7分、地下鉄四つ橋線肥後橋駅3番出口より徒歩10分、JR東西線新福島駅2番出口より徒歩10分、阪神線福島駅より徒歩10分
電話番号06-6447-4680

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