ギャラリーHANA 下北沢今展は、今井俊満と今井アレクサンドルによる、親子展となります。
第二次世界大戦後のフランスで生まれた、前衛芸術運動・アンフォルメル。それまでの絵画様式を排除し、「不定形の芸術」と名付けられたアンフォルメルは、ヨーロッパを中心に世界中へと波及してゆきました。1952年に渡仏した今井俊満は、そのアンフォルメル運動に参加した画家の一人で、当時、世界で活躍する数少ない日本人作家でもありました。1956年に日本橋・高島屋で開催された日本初となるアンフォルメルの展覧会は、今井俊満の手引きにより開催され、現代日本の前衛・抽象芸術の創生へと繋がっています。
その今井俊満の長男、今井アレクサンドもまた美術家として写真からドリッピング、大規模な立体オブジェクト・空間芸術など様々なスタイルで作品を発表してきました。世界的な画家である、父 今井俊満やその周辺の巨匠と呼ばれる作家から多くの事を学び、自身も30年以上制作にあけくれ没頭し、芸術を芸術とするべく人生をかけて挑み続けて来ました。昨年から続くコロナ禍の中でも、弾丸のような勢いで展示活動を続けています。
弊廊では深く繋がりのある今井アレクサンドル氏と、日本美術史において強い意味のある今井俊満氏との初の組み合わせとなる展覧会です。
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