中野浩樹「水の協奏曲」

日本橋髙島屋 6F / 美術画廊

終了しました

アーティスト

中野浩樹

中野氏は1981年神奈川県に生まれ、2005年多摩美術大学油画科を卒業しました。自然の美を追求して表現することを根本として、自ら取材や観察した中から感動した風景や水の情景を円形の中に描いた作品を制作してます。

今回は「水の協奏曲」と題し、水の意思や水の形をとらえて具現化し空間を奏でるように作品を構成しています。多くの作品の形を円形にする意味は、日本で古くから風景を切り取って魅力的に見せることを「生けどる」と呼び、「窓が風景を生けどる」と言われた円窓（まるまど）の効果も取り入れたいと思ったのがきっかけです。画材は油絵具から始まり樹脂膠（アクリル絵の具）、最近では岩絵の具の質感に魅せられ、その素材を主としながら制作しています。

今回は新作約40点の発表となります。

スケジュール

2021年2月10日(水)〜2021年2月16日(火)