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[画像: 入江泰吉「室生寺弥勒堂釈迦如来坐像」1965年頃]

「没後30年 入江泰吉『大和のみほとけ』」

入江泰吉記念奈良市写真美術館
終了しました

アーティスト

入江泰吉
入江泰吉の没後30年を機に、入江の写真人生を振り返ります。今回は、戦後から長年にわたって対峙してきた「大和の仏像」を取り上げます。
みほとけとは、祈りの対象であり、私たちに安らぎをもたらしてくれるものです。6世紀に伝来した仏教は、私たちの苦悩や煩悩を取り除いてくれるものとして全国に普及し、日本独自の文化を形成してきました。そして国家の安泰や民衆の病、貧困を救う願いを込め、各時代の声を反映しながら多種多様なみほとけが造られてきたのです。人々は、祈りの対象として日々礼拝し、いくつもの時代を超えて今日まで護り伝えられてきました。

写真家・入江泰吉自身も、戦災に遭った体験から、みほとけを「心の拠り所」として接してきました。そして何度もみほとけと対峙するうちに、その内面に秘められた精神性や“祈りの心”を注視するようになりました。入江は「心の構えが整わなければ、み仏の心は開かれない」と語り、みほとけの崇高な美と心をとらえ、私たちを祈りの世界へ誘うような作品を表現することに苦心してきたのです。入江が約半世紀にわたってとらえてきた大和の仏像を、モノクロとカラー作品約60点で紹介します。

スケジュール

2022年7月2日(土)〜2022年8月21日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌平日休館
祝日は開館し翌平日休館(翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は開館)
年末年始(12月27日から1月3日)休館
入場料一般 500円、大学生・高校生 200円、中学生・小学生 100円、障害者手帳提示と付き添い1名・奈良市在住の70歳以上 無料
展覧会URLhttp://irietaikichi.jp/news/exhibition/704
会場入江泰吉記念奈良市写真美術館
https://naracmp.jp/
住所〒630-8301 奈良県奈良市高畑町600-1
アクセス近鉄線近鉄奈良駅より奈良交通バス「破石町」下車徒歩10分、JR関西本線・桜井線奈良駅東口より奈良交通バス「破石町」下車徒歩10分
電話番号0742-22-9811
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