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「脚本家 黒澤明」

国立映画アーカイブ
終了しました

アーティスト

黒澤明
映画監督黒澤明は、幾多の名脚本家に支えられて次々と傑作映画を生み出しましたが、その若き日から、世界の文豪たちの影響を受けながら自身もシナリオを執筆することで成長しました。この展覧会は黒澤のこうした側面に着目し、『七人の侍』(1954年)をはじめとする名作脚本の生成・変更の過程を分析し、また他の監督たちに提供した脚本、新たに発見された未映像化脚本も加えて、「シナリオ作家黒澤」の創作の秘密を解き明かそうとするものです。これまでドストエフスキー、シェイクスピア、山本周五郎と黒澤映画の関係についてはよく論じられてきましたが、黒澤は、実はバルザックやそれ以外の多くの文学作品からも強いインスピレーションを受けています。

国立映画アーカイブは、2010年の「生誕百年 映画監督 黒澤明」展のあとも、ポスター展「旅する黒澤明」(2018年)、「公開70周年記念 映画『羅生門』展」(2020年)と、展覧会を通じて黒澤映画の先端的な探求を推し進めてきました。黒澤作品の専門家の全面的な協力を得て、そのシナリオ術に照準を当てた本展覧会は、その研究の最新形となるでしょう。

※11月3日(水)は無料でご覧いただけます。

会場: 国立映画アーカイブ 展示室 (7階)

スケジュール

2022年8月2日(火)〜2022年11月27日(日)

開館情報

時間
11:0018:30
※上映イベントの上映時間は企画によって異なる
※展示室の入場は18:00まで
毎月末金曜日は20:00まで
休館日
月曜日
上映準備・展示替期間・年末年始休館
備考
9月6日から9月9日・9月27日から10月2日は休館
入場料一般 250円、大学生 130円、高校生以下・65歳以上・障害者手帳提示と付き添い1名・キャンパスメンバーズ 無料
展覧会URLhttps://www.nfaj.go.jp/exhibition/akirakurosawascreenwriter2022/
会場国立映画アーカイブ
https://www.nfaj.go.jp/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅1番出口より徒歩1分、都営浅草線宝町駅A4出口より徒歩1分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩5分、JR東京駅八重洲南口より徒歩10分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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