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[画像: 井澤元一《鉾》1957年、 油彩・キャンバス、ギャルリー宮脇]

「ドナルド・キーン 生誕100年記念 ドナルド・キーンと画家・井澤元一」

京都府京都文化博物館
終了しました

アーティスト

ドナルド・キーン、井澤元一
日本への留学資格を得たドナルド・キーン(1922−2019)は、1953年から1955年までの約2年間を京都で過ごします。京都大学大学院で芭蕉を研究、下宿先の「無賓主庵」で『日本文学選集』の編纂に没頭、智積院で書を、茂山千之丞から狂言を習う日々は、日本語を思慕し続けたキーンにとってかけがえのない時間でした。

永井道雄や三島由紀夫、谷崎潤一郎、吉田健一など、京都留学時代に出会った「日本人」の一人に、画家の井澤元一(1909−1998)がいます。ともに能の舞台や展覧会、神社仏閣を訪れて語り合う日々は、京都の風物を描くことを敬遠していた井澤にも変化をもたらします。帰国後、ニューヨークのアパートの壁に飾られた井澤の《壬生狂言》は、キーンと京都を繋ぎ続けました。

ドナルド・キーンの生誕100年を記念する本展では、キーンと京都、そして井澤との交流に焦点を合わせながら、彼らの作品や資料をご紹介します。日本の文化について思索し海外に発信し続けた文学者・ドナルド・キーンと、京都というモチーフを通して独自の画風を模索し続けた画家・井澤元一。2人の交流と作品を通して、彼らが「発見」した日本/京都をたどります。

スケジュール

2022年8月6日(土)〜2022年10月2日(日)

開館情報

時間
10:0019:30
特別展期間中は18:00まで
特別展期間中の金曜日は19:30まで
休館日
月曜日
入場料一般 500円、大学生 400円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/donaldkeene_motoichiizawa/
会場京都府京都文化博物館
https://www.bunpaku.or.jp/
住所〒604-8183 京都府京都市中京区東片町623-1
アクセス地下鉄烏丸線烏丸御池駅5番出口より徒歩3分、阪急線烏丸駅16番出口より徒歩7分、京阪線三条駅6番出口より徒歩15分
電話番号075-222-0888
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