写真家 中村ハルコは、イタリア・トスカーナに魅了され、1993年から1998年の間、多い時には1年に7回も通うほど情熱を注ぎ、現地の写真を撮り続けました。 広大な大地の中、古式ゆかしい暮らしを営む老夫婦イヴォとイルダ、その家族たちとの出会いを通し、優しく熱いドラマチックな人間関係を、ゆるやかな映像ともいえるような写真表現で、美しくダイナミックに記録したのが写真集「光の音-pure and simple」(2008年)です。この写真集には季節を巡る雄大な景観はもとより、時空の流れ、温度差までをも大胆にカメラでとらえようと、野山を駆け巡る中村の初々しい痕跡が残されています。
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