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「小早川秋聲 - 旅する画家の鎮魂 -」

鳥取県立博物館
終了しました

アーティスト

小早川秋聲
大正から昭和にかけて京都を中心に活躍した日本画家 小早川秋聲(こばやかわしゅうせい)(1885-1974)は、鳥取県日野郡黒坂村(現 日野町黒坂)光徳寺住職の長男として、母の実家がある神戸に生まれました。9歳で京都の東本願寺の衆徒となった後、画家になることを志して日本画家 谷口香嶠(たにぐちこうきょう)、山元春挙(やまもとしゅんきょ)に師事し、文展・帝展で活躍します。その頃より山陰、北海道、紀州をはじめとした国内各地のみならず、東洋美術研究のためにしばしば中国へ渡航し、1922(大正11)年からは2年あまりにわたってインド・欧州各国・エジプトなど17か国を巡歴、1926(昭和2)年には北米を旅します。1931(昭和6)年からは、従軍画家として中国・満州・ビルマなどへ赴き、戦争記録画を制作しました。彼の代表作のひとつである《國之楯》は、軍から受け取りを拒まれ、戦後作者自身の手で改作されたという異色の経歴を持つ戦争画として知られています。
本展は、画業初期から晩年期に至るまでの代表作・初公開の作品含め、100点あまりが一堂に会する初の大規模回顧展となります。秋聲の内に秘められていた、哀しいまでに豊かで、どこまでも抒情的な世界の全貌をご紹介します。

前期展示: 2月11日~27日
後期展示: 3月1日~21日

[関連イベント]
ギャラリートーク
日時: 2月12日 (土)・3月12日 (土) 14:00~15:00 
場所: 博物館展示室
料金: 要企画展観覧料

特別講演会1「小早川秋聲が尋ね求めたもの」
講師: 松竹京子氏 (小早川秋聲研究家)
日時: 2月19日(土) 14:00~15:30 
場所: 鳥取県立博物館 講堂
料金: 無料

スペシャルアートツアー「小早川秋聲ゆかりの地を巡る旅 in 奥日野」
日時: 3月5日(土)
第1部「黒坂編」11:00~12:30、第2部「日南町美術館編」14:00~15:00
※要申込

特別講演会2「小早川秋聲の画業と《國之楯》」
講師:植田彩芳子氏 (京都文化博物館学芸員)
日時: 3月19日(土) 14:00~15:30  
料金: 無料
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2022年2月11日(金)〜2022年3月21日(月)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日、祝日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料 一般 800円、大学生・70歳以上 600円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.pref.tottori.lg.jp/shusei/
会場鳥取県立博物館
https://www.pref.tottori.lg.jp/museum/
住所〒680-0011 鳥取県鳥取市東町2-124
アクセスJR鳥取駅北口よりくる梨100円バス(緑コース)「11 仁風閣・県立博物館」下車、JR鳥取駅北口よりバス(砂丘・湖山・賀露方面行き)「西町」下車徒歩7分、JR鳥取駅北口よりバス(市内回り岩倉・中河原方面行き)「わらべ館前」下車徒歩10分
電話番号0857-26-8042
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