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[画像: 山本れいら Who said it was simple?, 2022, Acrylic on canvas, 1620 x 1300 (mm)]

山本れいら 「Who said it was simple?」

Ritsuki Fujisaki Gallery
終了しました

アーティスト

山本れいら
2022年4月15日 (金) から5月8日 (日) まで、山本れいらによる個展「Who said it was simple?」をRitsuki Fujisaki Galleryで開催します。

山本れいらは、1995年・東京都生まれの現代アーティストです。10代で渡米し、シカゴ美術館附属美術大学に進学した山本は、在米中に体感した日米の文化間のギャップを重要なテーマのひとつとして制作しています。現在は日本を拠点としており、滞米経験をもつ日本人作家としての視点が同時代のアーティストの中でも山本を際立たせる特徴になっています。

昨年、2021年末に日本橋三越前で開催された個展「After the Quake」(Souya Handa Projects)では、震災と原発事故を起点に原子力を巡る日米関係をモチーフとした作品群を展示。2020年開催のグループ展「New New New Normal」(GALLERY MoMo Projects)では、妊娠・出産への社会的抑圧をテーマに、カール・マルクスやマーガレット・アトウッド(小説『侍女の物語』『請願』で知られるカナダの作家)の言葉を組み込んだ作品シリーズを発表しました。

コマーシャルギャラリーでの初の個展となる本展は、男性の視点に偏って提示されてきたアニメカルチャーに対して、女性からのフェミニズムの解釈を加えた作品を通して新たな視点を作り出すことを目的としています。

本展は、作家が新たに制作したWho said it was simple?、Flawless、I hate flowers、の3つの新シリーズから構成されます。

本展では一貫して、日本人、女性、キャラクターと何重にも疎外された「顔」が提示されます。自分のものではないはずなのに、その目を見つめているうちにいつの間にか引き込まれてしまうような「顔」は、私たち個人の顔ではなく社会の似姿なのかもしれません。こうした「顔」を通して見えて来る社会の姿を心に留めて、皆さんの日常に持ち帰っていただけますと幸いです。

スケジュール

2022年4月15日(金)〜2022年5月8日(日)

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
火曜日、水曜日、木曜日
入場料無料
展覧会URLhttp://ritsukifujisakigallery.com/blog/2022/04/03/who-said-it-was-simple-by-yamamoto-layla-from-20220415-to-20220508/
会場Ritsuki Fujisaki Gallery
http://ritsukifujisakigallery.com
住所〒103-0004 東京都中央区東日本橋2-2-10
アクセス都営浅草線東日本橋駅B3出口より徒歩1分、JR総武線馬喰町駅C1出口より徒歩4分、都営新宿線馬喰横山駅A3出口より徒歩5分
電話番号070-4072-2934
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