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[画像: ホセ・マセダ 《カセット100》フィリピン文化センター(マニラ)1971年、Courtesy: フィリピン大学音楽民族学センター、撮影: ナサニエル・グティエレス]

「MAMリサーチ008: 突然、顕わになって - 東南アジアの美術と建築 1969-1989 - 」

森美術館
終了しました

アーティスト

ホセ・マセダ
※本展は、事前予約制(日時指定券)を導入しています。専用オンラインサイトから「日時指定券」をご購入ください。詳細は公式ホームページをご確認ください。当日、日時指定枠に空きがある場合は、事前予約なしでご入館いただけます。

本展は、1960年代末から1980年代の終わりにかけて、バンコク、シンガポール、そしてマニラに存在した、3つの文化施設に焦点を当てたものです。1981年、フィリピン人アーティストでキュレーターのレイムンド・アルバノは、マニラの都市風景の急激な変化を「突然、顕わになって」と言い表しました。
1960年代末、開発主義(*1)のイデオロギーを背景とした経済成長への渇望に駆動され、東南アジアの中心地は急激に都市化し、近代的なメトロポリスへと姿を変えました。アーティストや建築家が重要な役割を果たし、こうした新しいビジョンは美術の世界においても実現しました。彼らはお互いにアイデアを交換し、抽象表現主義やコンセプチュアル・アートといった国際的な美術動向を自由に取り入れながら、東南アジア一帯に根づいた民族的・大衆的な伝統も作品に織り込んでいきました。そうすることで、人々にショックを与え、時に怖がらせ、驚かせ、アートについて、そしてそれが社会の中で果たす役割について考えさせようとしたのです。
本展では、3つの影響力のある文化施設、フィリピン文化センター(CCP)(1969年-、マニラ)、アルファ・ギャラリー(1971-1989年、シンガポール)、そしてピーラシー近代美術館(BIMA)(1974-1988年、バンコク)に焦点を当てることで、東南アジアの美術史における、この重要なパラダイム・シフトを検証します。

(*1) 国家における社会の発展や固有の文化の尊重ではなく、工業化による経済発展を第一義とする政治イデオロギー。

スケジュール

2022年2月18日(金)〜2022年5月29日(日)

開館情報

時間
10:0022:00
火曜日は17:00まで
備考
5月3日は22:00まで、会期中無休
入場料[平日] 一般 1800円、大学生・高校生 1200円、4歳以上中学生以下 600円、65歳以上 1500円 [土曜日・日曜日・休日] 一般 2000円、大学生・高校生 1300円、4歳以上中学生以下 700円、65歳以上 1700円 ※オンラインサイトよりご購入の場合は料金が異なります。
展覧会URLhttps://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/mamresearch008/index.html
会場森美術館
https://www.mori.art.museum/
住所東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
アクセス東京メトロ日比谷線六本木駅1C出口より徒歩3分(コンコースにて直結)、都営大江戸線六本木駅3番出口より徒歩6分、JR渋谷駅より都営バス「六本木ヒルズ」下車すぐ
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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