[画像: 「YOSHITOMO NARA + A to Z」展示風景(2006) ©︎ Yoshitomo Nara 撮影:永野雅子]

「『もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?』奈良美智展弘前 2002-2006 ドキュメント展」

弘前れんが倉庫美術館
3月21日終了

アーティスト

奈良美智
本展は、美術館になる前の煉瓦倉庫で開催された、弘前市出身の現代美術家・奈良美智(1959-)による三度の展覧会の軌跡を振り返る展覧会です。
現代美術作家として国際的に活躍する奈良は、1988年の渡独後、海外での活動も積極的に行う中、2000年に帰国します。翌年から、国内初の本格的な個展「I DON’T MIND, IF YOU FORGET ME.」が全国を巡回し、2002年には煉瓦倉庫を会場として開催されました。これを契機として、2005年、2006年にも煉瓦倉庫で奈良の展覧会が開かれました。

「奈良美智展 弘前」、通称「ナラヒロ」と呼ばれたこれらの展覧会は、当時煉瓦倉庫を所有していた吉井酒造株式会社の社長・吉井千代子と奈良の出会いをきっかけに、市内外から集まった多くのボランティアが主体となり実現しました。全国から多くの来場者が訪れ、街中に新たなエネルギーがもたらされました。このことは、美術館のなかった弘前に新しいアートの拠点ができることの可能性について市民が意識を向けるひとつの大きな機会となり、さらには煉瓦倉庫が現在の「弘前れんが倉庫美術館」として生まれ変わるための具体的な動きへと繋がりました。

煉瓦倉庫での最初の奈良美智展から20年を迎える本年、煉瓦倉庫と地域の関係性において重要な意味を持つ、この「ナラヒロ」にあらためて光をあてます。三度の展覧会を、当時の印刷物やグッズ、記録映像など様々な資料によって振り返り、かかわった人たちの思いをたどります。当時の展覧会準備の様子や展示風景を撮影した、写真家の永野雅子と細川葉子による写真展示のほか、過去に出展された奈良美智の絵画作品の展示などを予定しています。

資料および作品の展示、さまざまな角度からのリサーチの実践を通して、弘前で生まれた「ナラヒロ」というひとつの事例を基点としつつ、地域のアートプロジェクトや美術館、そしてそこに関わる人々をとりまく複数の問いを浮かび上がらせ、考えをめぐらせるための場の創出を目指します。

[関連イベント]
オープニングトーク
日時: 2022年9月17日(土)14:00-15:30
登壇者: 永野雅子(写真家)、細川葉子(写真家)、山本誠(デザイナー)
場所: スタジオB
定員: 30名
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

開催中

2022年9月17日(土)~2023年3月21日(火)あと110日

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
火曜日
12月26日から1月1日は休館
3月21日は開館
入場料一般 1300円、大学生・専門学校生 1000円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.hirosaki-moca.jp/exhibitions/narahiro-document/
会場弘前れんが倉庫美術館
https://www.hirosaki-moca.jp/
住所〒036-8188 青森県弘前市吉野町2-1
アクセス弘南鉄道大鰐線中央弘前駅より徒歩3分、JR奥羽本線・弘南鉄道弘南線弘前駅より徒歩19分、JR弘前駅より土手町循環100円バス「土手町十文字」下車徒歩4分
電話番号0172-32-8950