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ライアン・ガンダー 「Days of Temporal Passing」

RICOH ART GALLERY
終了しました

アーティスト

ライアン・ガンダー
この度、RICOH ART GALLERYでは、イギリスのアーティスト、ライアン・ガンダーの個展「Daysof Temporal Passing」を開催します。作家はこの展覧会のために、2つのシリーズから計13点を用意しました。そしてこれらはタイトルにもある通り、日々刻々と変わることが可能な時間を暗示するようにリコーの回廊型のギャラリー空間に展示されます。

現在、国内で同時に3ヶ所で開催されるライアン・ガンダーの展覧会ですが、そのひとつである本展覧会は、「パラレルに存在可能な状況(para-possible situations)」「瞬く間に(Ogenblik;オゲンブリック)!」「既視感(déjà vu:デジャヴ)」など、時間と存在に関わるキーワードがテーマとなっています。

「これらの言葉、再帰的な物語の考え方が大好きです。時間ははかないものであり、未来に向かって進むだけでなく、あらゆる方向に動いていくことを認識しているからです」(ライアン・ガンダー)。

ライアン・ガンダーはこの展覧会に向けて2つのシリーズ、"Doinʼ everythinʼ and feelinʼ nothin ʼ / Double Damage" と、"Four Dimension Experiential Prototype" を用意しました。
シリーズのひとつ"Doinʼ everythinʼ and feelinʼ nothinʼ / Double Damage" は、これまでのライアンの作品に見られた表現のひとつです。ダクトテープは何か損傷した領域を覆い、あるいは誰かに検閲された箇所を観る者から遮るように覆っているように見えます。
もうひとつの"Four Dimension Experiential Prototype" は有名なアーティストがいかにアイデンティティを創造していくことをテーマにしたシリーズで、「para-possible world ( パラレルに存在可能の世界)では、私の人生の別の現実で、私はピカソの世界に自分自身のハイブリッドとして存在している」とライアンは語ります。

2つのシリーズはリコーの2.5次元プリントであるStareReap(ステアリープ)により、これまで表現されてこなかったテクスチャーを加えました。StareReapで生まれた作品は、描かれたモチーフに現実性を加味することで、これまで以上に作品にこめられた意味を強化して私たちの目の前に存在しています。
そして、私たちは作家がステートメントで提示したことから想像を膨らませ、展覧会を味わうことになるでしょう。

スケジュール

2022年8月2日(火)〜2022年9月3日(土)

開館情報

時間
12:0019:00
最終日は18:00まで
休館日
月曜日、日曜日、祝日
備考
8月14日から22日は休廊
入場料無料
展覧会URLhttps://artgallery.ricoh.com/exhibitions/ryangander_days-of-temporal-passing
会場RICOH ART GALLERY
https://artgallery.ricoh.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター 8F・9F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅A1・A2出口より徒歩30秒
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