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[画像: 《SHIKŌ #1》2022 Lego, bayberry wood, discarded wood, copper wire, cashew lacquer, gold leaf, dried leaves H190 × W330 × D180 mm © SHIKŌ (Kojun + Kanji Hasegawa + Isaji Yugo), courtesy KANA KAWANISHI GALLERY]

SHIKŌ 「無限について」

KANA KAWANISHI GALLERY
終了しました

アーティスト

晃潤、長谷川寛示、伊佐治雄悟
KANA KAWANISHI GALLERYは、2022年4月2日(土)よりSHIKŌ個展『無限について』を開催いたします。
米国人である晃潤(こうじゅん/ジョナサン・ハーロウ)を中心に、長谷川寛示、伊佐治雄悟の3名のアーティストから成るアーティストユニット・SHIKŌ(しこう)の初個展は、3名がそれぞれの関心事やコンセプトや素材や制作技法を交換しあう準備期間を経て、ようやくこのたびの初個展を迎えます。

晃潤を中心にユニットとして活動をするSHIKŌの作品には、仏像がモチーフとして頻繁に登場します。「仏像」とは、仏陀となった釈迦(ゴータマ・シッダッタ)の像を本来は指しますが、仏陀となった偉大な釈迦の姿は、元来は人の手で表現できないものと思われており、例えばインドの初期仏教美術の仏伝図(釈迦の生涯を表した浮き彫りなど)でも釈迦の姿は決して表れず、足跡、菩提樹、台座などによってその存在が暗示されるのみでした。その後、仏教の創始から500年後とも600年後とも言われる時を経て徐々に釈迦の姿が仏像としてこの世に現出しはじめますが、SHIKŌの提示する仏像は、例えば西洋に渡った仏教思想が文化の伝搬を経て再び日本に現れるということ、あるいは伊佐治雄悟の技法により融解したプラスチックの集合体として抽象化された仏像が提示されること、あるいは曹洞宗・永平寺での修行を経て出家した僧侶でもある長谷川寛示の手で仏具の伝統的技法で制作された木彫の植物を伴っていることなど、いくつもの考察がレイヤーを成します。

3人の個性が化学変化を誘発し合いながら実現するこの度の初個展を、是非お見逃しなくご高覧いただけますと幸いです。

スケジュール

2022年4月2日(土)〜2022年5月7日(土)

開館情報

時間
13:0018:00
土曜日は13:00〜19:00
休館日
月曜日、火曜日、日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttps://www.kanakawanishi.com/exhibition-033-shiko
会場KANA KAWANISHI GALLERY
http://www.kanakawanishi.com/
住所〒135-0021 東京都江東区白河4-7-6 白河和楽ビル 1F
アクセス東京メトロ半蔵門線清澄白河駅B2出口より徒歩9分、都営新宿線菊川駅A4出口より徒歩9分、都営大江戸線清澄白河駅A3出口より徒歩14分
電話番号03-5843-9128
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