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「ホモ・ファーベルの断片 - 人とものづくりの未来 - 」

愛知県陶磁美術館
終了しました

アーティスト

桑田卓郎、小形こず恵、川田知志、安藤正子、伊藤慶二、岩村遠、内田鋼一、井戸真伸、植松永次
フランスの哲学者アンリ=ルイ・ベルクソンは、道具のための道具を製作すること、あるいはその製作に変化をこらしていく能力(創造性)が人の知性の本質であると指摘し、創造性をもつ人をホモ・ファーベル(工作人)と定義しました。

やきものはその原初を辿れば、人が知性の本質に従って創造した道具であり、今なお人の営みにあわせてつくり続けられています。なかでも現代陶芸は、作り手の自由な意思行為にもとづく造形として展開され、時代を映す多様なあり方を示していることから、「ホモ・ファーベルの断片」として捉えることができます。

東海地域には豊富な天然資源があり、ありとあらゆるやきものをつくり出して人々のくらしを密に支えてきました。本展では人の創造性をテーマに、創造の前提となる「素材」、培われてきた「技」、形成されてきた「場」に焦点を当てます。この3つの観点から、当地域の現代陶芸を紹介し、人とものづくりの関係性を再考します。

なお、本展は本県の誇る歴史、地場産業、伝統文化の再発見をコンセプトの一つに掲げている国際芸術祭「あいち2022」と同時期に開催し、連携イベント等を行うことで、この地域の陶磁文化を国内外に発信していきます。

スケジュール

2022年7月16日(土)〜2022年10月2日(日)

開館情報

時間
9:3016:30
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
7月18日・9月19日は開館
7月19日・9月20日は休館
入場料一般 900円、大学生・高校生 700円、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://www.pref.aichi.jp/touji/exhibition/2022/t_homofaber/index.html
会場愛知県陶磁美術館
https://www.pref.aichi.jp/touji/index.html
住所〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234
アクセス地下鉄東山線藤が丘駅よりリニアモーターカー(「八草」行き)「陶磁資料館南」下車徒歩10分
電話番号0561-84-7474
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