終了した展覧会・イベントです
[画像: 切子銅赤色被せガラス鉢 宮垣秀次郎作 第二回内国勧業博覧会出品 明治14年(1881)頃]

「創立150年記念特集 東博のガラスコレクション―明治期ガラス工芸の諸相」

東京国立博物館
終了しました
この特集では、東京国立博物館(東博)が収蔵するガラス作品のなかから、主に明治期前後につくられ、博物館草創期にコレクションに加わったものをご紹介します。日本では江戸時代から、食器など生活用具のガラス器が本格的に生産されるようになります。なかでも切子(カット)ガラスは、江戸時代末から薩摩をはじめ江戸、大坂でもつくられ、緻密で豊かな文様装飾をうみだしました。その多彩な表現は、小さなガラス製の雛道具にも見ることができます。

明治時代に入ると、西洋式のガラス生産を目指す動きがおこり、明治9年(1876)には官営の品川硝子製造所(のちの品川工作分局)が設置されます。その製品は内国勧業博覧会にも出品され、一部が当館に寄贈されました。またコレクションには、珍しい舶来のガラスも含まれています。例えば、幕末期の箱書きをともなった脚付のコップや、金彩の施されたカットガラス、そして、イギリスの工業デザイナー、クリストファー・ドレッサーが選定に関与し明治9年に日本に寄 贈したイギリスやフランスのガラスなどです。これらは、東博のガラスコレクションに彩りを与えています。

創立150周年を迎えた東博ならではの、多様な来歴で、かつ貴重な国内外のガラスコレクションをお楽しみください。

スケジュール

2022年7月12日(火)〜2022年9月4日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館 ※その他臨時休館あり
入場料一般 1000円、大学生 500円、高校生以下および満18歳未満・満70歳以上、障がい者と介護者各1名 無料
展覧会URLhttps://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2531
会場東京国立博物館
https://www.tnm.jp/
住所〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
アクセスJR上野駅公園口より徒歩10分、京成線京成上野駅正面口より徒歩13分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません