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「2つのまなざし 江成常夫と土門拳 - ヒロシマ・ナガサキ - 」

酒田市美術館
終了しました

アーティスト

江成常夫、土門拳
1957年、原爆の惨禍を撮影するために土門拳が広島を訪れました。戦後12年を経てもなお生々しい傷を抱える被爆者の姿や、過酷な手術の現場などを目の当たりにした土門は、翌年に写真集『ヒロシマ』を発表。国内外に大きな反響を呼びます。同作に大きな影響を受けた写真家の1人が、当時20代前半だった江成常夫です。江成はその後自身の仕事の文脈を“戦争の昭和”に定め、様々な被写体と向き合っていきます。その間、彼の中には常に被爆地への思いがありました。そして終戦から40年後の1985年、初めて広島に踏み入り、今日に至るまで綿密な取材や撮影を継続。どのように“被爆”を写真家するか問い続けた末、2019年の写真集『被爆 ヒロシマ・ナガサキ いのちの証』では、被爆地の遺品や遺構などの「モノ」のみを徹底的かつ克明に写し出しました。土門と江成が異なる時代に/異なる手法で表現してきた被爆の様相は、それぞれの視座から原爆の恐ろしさや平和への希求を重く訴えかけてきます。原爆投下から77年を経た現在も、世界では戦火が絶えません。本展における2人の写真家のまなざしが、戦争や平和を改めて考えていくきっかけになれば幸いです。

スケジュール

2022年9月3日(土)〜2022年10月16日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館(12月29日から1月3日)
入場料一般 900円、高校生 450円、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://www.sakata-art-museum.jp/events/event/hutatunomanazasiten
会場酒田市美術館
https://www.sakata-art-museum.jp
住所〒998-0055 山形県酒田市飯森山3-17-95
アクセスJR羽越本線酒田駅よりるんるんバス(出羽遊心館・美術館行き)「酒田市美術館・出羽遊心館」下車徒歩1分
電話番号0234-31-0095
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