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[画像: Untitled ( 石が降る ) | 2022 | ラムダプリント | 25×17.4cm | 撮影:横田大輔]

二人(宇田川直寛、横田大輔) 「石が降る」

TALION GALLERY
終了しました

アーティスト

二人(宇田川直寛、横田大輔)
タリオンギャラリーでは、宇田川直寛と横田大輔によるユニット「二人」による展覧会「石が降る」を開催いたします。是非ともご覧下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。宇田川直寛は、被写体として主に身近にあるものや状況を手ずからに構成し、その不定形のプロセスから認識論的な遡行を繰り返すことで、写真やインスタレーション、言語などを用いた作品を発表しています。宇田川は自身の制作態度を「自問自答のなぞなぞ」と呼び、近年では「純粋な風景写真はどのようなものか」という問いから、風景の中に浮かび上がる主題を次々と消し去って作品化するなど、様々に分節化された命題に応答するように制作と発表を重ねています。

国内外で活動を展開する横田大輔は、撮影、事後的な加工、現像といった制作の各段階で偶然性を介入させながら、自律的なイメージを生成する手法で知られています。デジタル上の加工や複写、スキャニングを多用するだけでなく、熱湯や薬品を用いた現像によってフィルムの物質性を露呈させるなど、写真表現のメディウムスペシフィティを問い直してきました。それは、記録されたイメージが志向する現実と、基底の物質が表出する現実との齟齬や癒着に直面し、その関係性を更新し続ける実践であったと言えます。
宇田川直寛と横田大輔によるユニットである「二人」は、2020年に恵比寿映像祭の地域連携プログラムとして初めての展示を行いました。撮影のロケ地に向かう車中で収録した映像など、二人の間で交わされるとりとめのない会話に焦点を当てることで、作品の成立から疎外される動機や思考を前景化させる試みを行っています。

本展「石が降る」では、ライトノベルやアニメに見られるようなお定まりのフォーマットを踏まえて、「八王子隕石」「錬金術」「新東京ダイヤモンドボウル」という3章立ての物語にもとづいて展示が構成されます。

スケジュール

2022年5月14日(土)〜2022年6月12日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日、火曜日、祝日
入場料無料
会場TALION GALLERY
http://www.taliongallery.com/
住所〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 B1F
アクセスJR山手線目白駅より徒歩6分、東京メトロ副都心線雑司ヶ谷駅2番出口より徒歩2分
電話番号03-5927-9858
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