Karimoku Commons Tokyoこの度、Karimoku Commons Tokyo 1Fギャラリースペースにおいて、アーティスト若佐慎一の企画主催により、メディアアーティスト落合陽一氏と若佐慎一の2人展を開催いたします。本展では、それぞれの作家の領域による作品に加えて、木材を使用した新作を発表いたします。
本展示は、若佐と兼ねてから親交があったカリモク家具のアドバイザーである藤本美紗子氏(inu合同会社)と出会った事がきっかけで始まりました。展覧会のコンセプトは、先ず、カリモク家具が商品である家具を製造する過程で出る端材や、それに携わる社員、職人の方々の想いといった、表には出てこないモノコトの集積によって、商品が作られているという所に着目することに。それは、森と人との間に生まれた日本人的アニミズムによって生まれた価値観との繋がりがあると考え、森と人との間にある「見えないモノ」を展示コンセプトの中心として据えることとしました。
そこで以前、「凄い若い」というブランドで服を一緒に作った経緯もあり、上記のテーマにも通じた創作活動を続ける落合陽一氏にお声がけすることにしました。
落合はこれまで、人間とコンピューターの境界領域が調和して1つになる新しい自然観「デジタルネイチャー」を軸に制作、活動をしてきました。本展では、デジタルネイチャーの上に新たな民藝はどう存在しうるのか?という問いから端を発することで実現した作品を中心に、木材を使用した新作を発表致します。作品は、作家が提供した3Dデータを元に、カリモク家具が持つ技術で制作を行う新しいコラボレーションによって実現します。
一方、若佐は日本の風土と宗教観をテーマに、漫画やゲーム、アニメの特徴とされる要素を作品内に取り込み、ペインティングを中心として発表してきました。近年、様々な素材を用いた彫刻作品も展開していますが、本展では初となる木材を使用した彫刻作品を発表致します。素材となる木材は、カリモク家具の商品を生産する過程で生まれる端材を集めてブロック状にして、そこから制作を行なっており、自然やそこから派生するモノ・コトと日本人との関係性を表現した作品となっています。
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