「崇高さに関する抽象的な覚書」

広島市現代美術館
6月9日終了

アーティスト

ジョアン・カイガ―、イワオ・カゴシマ、アンソニー・カロ、岸田劉生、クレメット、須田国太郎、田口和奈、田中敦子、トリシャ・ドネリー、古屋誠一、パトリシア・L・ボイド、三木富雄、ナンシー・ルポ、アラン・ロンジノ、エミリア・ワン
「崇高さに関する抽象的な覚書」は、アーティストの田口和奈が着想したグループショウで、同じくアーティストの松原壮志朗が展覧会の構成を担当する。それ自体が展覧会という枠組みを用いておこなわれる抽象的考察である。

『参加作家のひとりであるジョアン・カイガーは、アメリカ現代詩におけるさまざまな派閥と広く交流をもちながらも、独自のスタイルを確立した詩人であった。ビートニクの運動がそうであったように、彼女の作品も「瞑想」や「仏教」、とりわけ「禅宗」からの影響を受けている。カイガーは1968年にデカルトの「方法論」を題材にした詩、「DESCARTES AND THESPLENDER OF A real Drama of Everyday Life. In Six Parts.」をもとに「デカルト」と題したヴィデオ作品を制作している。このカイガーの残した生涯唯一のヴィデオ作品とストーリーが、この展覧会の霊感(インスピレーション)であり、かつ骨子である。

展覧会の構成では、主にふたつのことを試みる。グループショウという枠組みを捉え直し、その上でグループショウの可能性を模索すること。「近代美術」あるいは「現代美術」というカテゴリーの垣根を越え、作品の固有の振る舞いが、場の特性の中で静かなダイナミズムを生み出すこと。展覧会自体がひとつの言外のマニフェストとなることを意識した。』

スケジュール

開催中

2024年3月30日(土)〜2024年6月9日(日)あと23日

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
4月29日、5月6日は開館
4月30日、5月7日は休館
入場料一般 1100円 、大学生 800円 、高校生・65歳以上 550円 、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://www.hiroshima-moca.jp/exhibition/reflection_on_the_sublime
会場広島市現代美術館
https://www.hiroshima-moca.jp/
住所〒732-0815 広島県広島市南区比治山公園1-1
アクセスJR広島駅より市電5号線「比治山下」駅下車徒歩11分(約500m)
電話番号082-264-1121
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