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アーロン・ラム・クォクヤム 「Neuron」

Art Center Ongoing
終了しました

アーティスト

アーロン・ラム・クォクヤム
Aaron Lam Kwok-yam(アーロン・ラム・クォクヤム)は1995年中国‧広東省生まれ。香港浸会大学の視覚芸術専攻を卒業後、香港を拠点に活動を展開するアーティストです。個人の活動に加えて、2019年からは、アートグループ『Popo-Post(後後後藝術群)」のメンバーとしても様々なアートプロジェクトを展開しています。

Aaronはこれまで、個人の感覚と社会現象との相互関係や生存環境、あるいは感情の葛藤に関心をおいた作品を制作してきました。彼は、アイデンティティ、記憶、時間、日常の観察といったテーマに着目し、鋭い感覚で身体と親密な物質を捉え直していきます。そして、生活道具、西洋神話、精神学、生物学などを横断しながら、立体作品やインスタレーションなど、多様な手法を取り入れながら作品として昇華させていくのです。

今回発表する作品に関して、「私たちの身体の中では毎日約7%の細胞が更新され、ほぼすべての細胞が約2週間で再構築されていく。この継続的な更新は、組織化、分解、構築、生成の過程で、体が「循環」を必要としていることを反映している。その中で神経細胞は他の内臓細胞に比べてほとんど更新されない、という生物学現象から今回の作品の着想を得た」とAaronは語ります。その着想をもとに生活環境と感情の結びつきの関係を探求した新作インスタレーション「Neuron」で、物質と身体のつながりが視覚化されることで、私たちは人間の感受性の脆弱さを垣間見ることになるかもしれません。加えて、Aaronは今回の展示空間が作品の構築にどのように影響を与えるかにも興味を持つようになったとも話してくれました。

Art Center Ongoingの展示空間の内部構造に着目し、視覚的に空間の輪郭や構造を際立たせながら、人間の身体及び感受性について考察するAaron Lam Kwok-yamによる本展、ぜひこの機会に多くの方々に、ご高覧いただければと思います。

[関連イベント]
Aaron Lam Kwok-yamのOngoing AIR 滞在報告会
日時: 6月10日(土)19:00〜
Ongoing AIR(オンゴーイング・アーティスト・イン・レジデンス)第38弾、
香港から来たアーロンことAaron Lam Kwok-yamが見た東京、そしてオンゴーイングはどんなものだったのか。お別れパーティーをかねた報告会。
参加費: 1000円(軽食+1Drink+入場料)

スケジュール

2023年6月7日(水)〜2023年6月11日(日)

開館情報

時間
12:0021:00
水曜日・木曜日・金曜日は16:00〜18:00まで一時休憩
休館日
月曜日、火曜日
入場料400円(セレクトティー付き)
展覧会URLhttps://www.ongoing.jp/tag/installation/neuron/
会場Art Center Ongoing
http://www.ongoing.jp/
住所〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町1-8-7
アクセスJR中央線・総武線・京王井の頭線吉祥寺駅北口より徒歩9分
電話番号0422-26-8454
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