FOAM CONTEMPORARYアーティスト
猪瀬直哉、ジュリアン・ヴィネ、近藤正勝、石井亨
銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX 6F)では、国内外で多様な活躍を見せるアーティスト、猪瀬直哉、ジュリアン・ヴィネ、近藤正勝、石井亨によるグループ展「AFTERMATH」を、店内アートスペースFOAM CONTEMPORARYにて、2026年6月13日(土)~7月12日(日)の期間に開催します。
本展タイトル「AFTERMATH」とは、大きな出来事のあとに残る余波や、そこから生じる変容した状態を意味します。混沌としたグローバル社会のなかで、情報が断片化し、物事の本質が見えにくくなる状況があります。そうした時代に私たちはどう生きるのか、美術はどのようなメッセージを届け得るのか。本展はこの問いを出発点に、4人のアーティストがそれぞれの眼差しでテーマに向き合い、作品を発表します。
本展において、作家としてだけでなくキュレーションも務める猪瀬直哉は、虚無性や時間の不可逆性を手がかりに、現代の状況と向き合う絵画表現を提示します。ジュリアン・ヴィネは、金属の化学変化とインクの表現を交差させ、荒廃と再生が同居する境界としての「余波」を探求します。近藤正勝は、自然との接触を起点に心が回復へ向かう過程を主題に、感覚を通して現実に立ち返る道筋を描きます。石井亨は「水なき水」をめぐる視覚表現として、染色(ステイニング)技法により、うねりや揺らぎ、湿度といった不可視の要素を画面に定着させます。さらに本展では、"福袋"の形式を模して4作家の小作品4点を1セットとして、見えない状態で提示される「Embark Bag」を発表します。直接的な視覚情報に頼らず、作品の提案を受けとめることで、鑑賞者と作品の偶発的な出会いを生み出す特別な試みで、ドローイング3作品と、ペインティング1作品という組み合わせがランダムに封入されます。
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