伊藤藍「SOUVENIR スーベニア展」

GALLERY TAGA 2

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アーティスト

伊藤藍

学芸に携わり、日々新しい表現と向き合うキュレーターとともに展覧会をつくるコンセプトのもと、伊藤藍「SOUVENIR スーベニア展」を開催いたします。本展は現在和泉市久保惣記念美術館に勤務し、「ピカソと日本美術」(2017年)を担当した町田つかさがキュレーション。伊藤藍(1980-)は自身が旅した場所、訪れた街、そこでの記憶や思い出を、現地で撮影した写真をコラージュし綴織という伝統的な技法を用いて一枚のタペストリーとして表現していますが、一見写真や絵画に見えるその作品は近づくと確かに経糸と緯糸で紡がれており、「旅」の「スナップ写真」をコラージュする軽やかさと同時に、種々様々な時間や場所、視点、モチーフといった要素が糸を一本一本織り込むことで実現しているという、圧倒的な時間からも生み出される「念」といったものと相まってある種重量感を持って現れます。本展では、横長で大型のCity シリーズから《TOKYO Tokyo》と小品を展示、東京では約10年ぶりとなる本格的な個展、ぜひご高覧ください。

スケジュール

2024年11月14日(木)〜2024年12月9日(月)