Gallery Aこの度、Gallery Aでは、2025年2月22日から3月9日まで、山田愛子による個展「植物の有るとき」を開催いたします。
本展では、「植物の生の時間」をテーマに、時の流れと共に変化した植物を素材に象ったドローイングやオブジェ、自然由来によるテキスタイルに詩の刺繍を施した作品などが2フロアにわたるギャラリー空間に多彩に展開されます。
山田愛子は、採取した野生植物や自身で育てた花々が土へと還るまでの移ろいを愛しみ、その日常から生まれる純粋な感動を平面や立体、インスタレーションといった多様なスタイルで作品に表現しています。 彼女の作品には、自然との対話から紡がれた柔和な視点と、丁寧に重ねられた手仕事の痕跡が息づき、そこには遊び心あふれるユーモアも織り交ぜられ、心温まる優しい空気が漂っています。花弁や種子、萼、蔓、花芯(オシベ、メシベ)、虫食いの穴が空いた葉など、植物のフォルムや細部、構造の不思議を観察し、詩人のように思索し探求されたイメージは、命の鼓動を感じさせる生き生きとした明るさを湛え、儚くも尊い生の輝きをそっと映し出します。
「植物の有るとき」と題された本展では、ギャラリー空間に植物の枯高の愛らしさが時間の記憶の光景となってポエティックに顕れます。 風土や雨風、太陽の光が刻んだ植物のあるがままの美しく逞しい様相から、私たち自身にもある今を生きる証を感じ取っていただき、騒々しい現実の中で忘れがちな、心を守る穏やかな深い呼吸を取り戻していただけることでしょう。
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