自身の身体を屹立させるアマポーラ・プラダの作品は、痛みを包含しつつも明晰な芸術表現に結晶化しています。特徴的に現れるのは、都市における小さな自然として、常に抑圧される女性の肉体の緊張に満ちた存在感です。家族についての作品もまた、親密さと緊張とが交差します。 《Direction: North—北へ》、《In the world where I live there is always four corners—私たちの住む世界には必ず四角がある》など、ストレートな存在の示し方は、忘れることができません。 松下真理子は、生きる痛み、人間の魂への問い、謎めいた自然を、独自の色彩感覚で描いてきました。 本展では松下の映像作品、新作の油絵も呼応するように配置され、活動の幅を広げる確かな視野を示しています。
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